BOOKLOREと451BOOKSの出会いは
2008年2月に倉敷蟲文庫で行われた畑尾和美さんの展示
「九月の朝顔」でした。
天井から吊された、絵を描くように刺繍された
麻色の美しい布バッグ。その日、蟲文庫で買ったのが
ファンタスティックサムシングという白い本でした。
この本を出版したのがBOOKLOREという
関西を中心に活動する若い作家さんの作品を主に扱う小さな出版社です。
ずっと手元に置いておきたい本を、大切に作るこの出版社の本を
451ブックスも扱わせていただけることになりました。
畑尾さんの作品との出会いから、今の451ブックスの
大切な「なにか」が始まったのだと思います。
BOOKLORE HP
それから約4年。
この秋、畑尾和美さんの詩画集「九月の朝顔」が出版されました。
畑尾さんの、糸で描いた作品 と朗読から紡いだ
「声の本」として、つくられてた、詩画集。
1冊づつ手作りで製本されている大変美しい本です。
扉にひとつひとつ刺繍された、朝顔の種。
この本に描かれた、畑尾さんの「ことば」はあたたかく
そして、優しく「心」に響きました。
朗読会では畑尾和美さんがみなさんにお茶を淹れて、
のんびりした雰囲気の中で詩を朗読します。
ゆったり、お話できる時間もあります。
ぜひピエニのあたたかな空間で、
畑尾さんとの時間(とき)をご一緒してください。